ヒロキの大冒険旅立ち…その2
エイプリルフールも終え、なんとか日大法学部にたどり着くコトが出来たヒロキ。ガイダンス、ガイダンス、またガイダンスという日々を過ごしていた…
…1 week later…
俺「…足りない」
???「何が足りないの?」
俺の中の天使さん(♀)が反応した。
俺「あぁ…それはね…」
xxx「どうせ『愛がない〜』とかだろ?」
俺の中の悪魔さん(♂)に台詞を盗られた。
俺「まぁ、そうなんだけど…」
天使「これから、授業とか始まれば、きっかけがあるわ。」
悪魔「はっ!どうだか。このチキンヘタレじゃ、どうせ高校ん時の二のまうわやめろいたいいたいなぐるなって!!」
天使「全く、アンタはそんな夢の無いコトばっかり言って!!」
悪魔「だってホントのコいたいいたいまじホントにやめれ!!」
天使「もう少しそういう態度なんとかしなさいよっ!!だからアンタ、前だって、あの小悪魔にフラ…いたい。男の子は女の子を殴っちゃいけないてゆー法律があるのよ!!」
悪魔「ほぅ、そーゆーのはあっても、名誉毀損とかそういうのは無いのか!!お前だってどっかのお偉いさんの天使さんにコクろうとしたら…ぐはっ」
天使「それ以上言ってみなさい…ヒロキの中には天使しか宿らなくなるわよ…」
悪魔「上等じゃねぇか。前からおめーのコトは気にくわなかったんだ。今日こそヒロキをダークサイドに引き込んでやらぁ!!」
天使「ごたくはいいわ。さっさと来なさい!!」
〜〜〜〜!!!!………
俺「…はぁ」
ヒロキは放っておいた。
…紛争勃発から1時間後。
悪魔「ハァ、ハァ…腕ぇ、あげたな…。」
天使「はぁはぁ…アンタも思っていたよりやるじゃない。」
悪魔「…今日んとこはコレくらいにしようや。」
天使「そうね…。まぁいいわ。でも、次は無いわよ。」
悪魔「おめーもな。首でも洗ってろ。」
天使「そのままそっくり返してあげるわ。それはそうと…ヒロキ、貴方に言いたいコトがあるわ。」
悪魔「そうだ。俺もある。一言言わせろ。」
俺「なに?」
天使&悪魔「「もっと社交的に」」「なりなさい」「なれよ」
俺「…がんばるわ(汗)」
悪魔「と、いうコトで今日から生まれ変わってみろよ。せっかくの入学式なんだからよ。『善は急げ』ってな」
天使「バシッと決めてきなさい!」
俺「おぅ、わかった\(=ω=. )/」
というコトでヒロキはこれから式場へと電車でゆるゆると向かうのであった…が。
天使「でも『急がば回れ』もあるから慎重にね。」
悪魔「あぁ?積極性を重んじてガンガンいこうぜ、でいいだろ。」
天使「はぁ…これだから単細胞は…失敗して居づらくなったらもっとダメでしょう!!いのちだいじに、でいいのよ。」
悪魔「おいおい、誰が単細胞だと?この鳥女。そんなんだから前のオトコ、盗られいてぇな!!なにしやがる!!」
天使「言葉遣いについて『教育』を施してあげようかな?ってゆー私の善意よ。バカみたいにベタベタして逃げられたのは何処の誰だったかしら〜?」
悪魔「…どうやら、その減らず口を動かね〜よーにしねぇとだな。」
天使「アンタは、少し…頭、冷やそうか。さぁ…来なさい。」
〜〜〜!!!!!!!!!…………
俺「…はぁ」
to be continued?